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ハンドメイドルアーを作るお!その6 『アルミ貼り・エラブタ』編

 

エラブタのパーツをボディーに貼る作業です。エラブタとはいわゆる名実ともにルアーの顔です。
それぞれのルアーの格式を決める部分。この作業を通過すると見た目は完全にルアーになります。
まだまだ先は長いけど、すごく達成感を味わえる作業ですよねえ~^^

最近はボディーのアルミ貼り&塗装を行ってからエラブタを貼る手法が多く見られます。
私はそれを分離式と呼んでいるけども、正直、分離式で作ったことは無いです。
分離式はエラブタの立体感や複雑な意匠を可能にする手法だと思うのでいつかチャレンジしてみたいところです。

ここで紹介するのは単純に、ボディーのアルミ貼り→エラブタ貼りというもっともベーシックなもの。
それを私は一体型と呼んでます。
素朴でごまかしがきかない分、左右均等に作れたときのインダストリアルな(?)見た目は大変美しいものがあります。

ボディーへのアルミ貼りは大変緊張とプレッシャーを強いる作業だったけども、エラブタ貼りは比較的楽な作業だと思う。
テレビを見ながらゆっくりまったりできる作業だから楽しいです^q^

作業にかかわる難しさはあまり多くないのだけども、左右均等に貼れるかどうか、否、そもそも左右均等なエラブタパーツを製作できるのか、などクオリティーにかかわる部分で一応の難しさはある。
左右でエラブタがずれたりするとルアーが急にブサイクになってしまうので、一定のクオリティーだけは確保したいところ。
また、わたしはこの作業で左右のアイホールの位置が左右対称になるべく、アイホールの位置決め作業も工程の中に取り入れている。

その辺のことも含めて、一通りUpしてみようと思う。



<材料>

素材はタバコの銀紙を使う。



昔、ロッドアンドリールにて名人:泉和摩氏が「タバコの紙を使うんだよね~ンフフフフフフ」と語っているのを見てからルアーのエラブタ=タバコの紙という先入観がはたらいている。
それ以来ずっと何も考えずにタバコの紙を使い続けているのだが、わたし自身けっこうタバコの紙を気に入っている。
というのも、廃品の再利用という部分にダダイズム(?)を感じるし、他人にルアーを見せたときに「タバコの紙だよ」と伝えると「なるほど~!」と感心してくれるのでとてもしてやったり感があるので(笑)

周りに喫煙者がいれば割と簡単にタバコの銀紙は集めることができると思う。
クシャっと潰してしまう前にすかさず確保しましょう。
できない場合はハンドメイドルアー関係の通販サイトでタバコの銀紙だけ購入できるようですよ。



<テンプレ作り>

では、早速テンプレ作りから。
まずはアルミ貼り完了後、頭からドブ漬け二回を経たボディーにマスキングテープを貼る。
ドブ漬け回数が一回の場合、マスキングテープの粘着力でアルミ箔からコーティングがペロっと剥離する場合があるので、必ず二回は頭からドブ漬けしておくべきだと思う。

(下写真)マスキングテープの上から大体のアタリとつける。
アウトラインとスジ彫り、そして目の位置をここで決めてしまう。

iphone_20120329234230.jpg
↑目をポンチでくりぬく事を考慮して不可能な位置・大きさにならないように。

(下写真)マスキングテープを展開して紙などに貼り付ける。
紙を二つ折りにしておいて中心を合わせる。

iphone_20120329234301.jpg 

(下写真)二つ折りにした状態ではさみなどで切り抜く。目はポンチでくりぬく(プラ版に貼り付けた後でもOK)。展開すると左右均等のものができあがる。

iphone_20120329234327.jpg

ここまでできたらとりあえずプラ版に両面テープで貼り付けて切り出す(今回は寿司パックのカバーを使用)。
これでアウトラインと目の位置がテンプレ化出来た。

次はスジ彫り模様をテンプレ化する。
左右がずれるとブサイクなので、出来るところまでなるべくテンプレ化しておきたいという考え。
精密なテンプレを作ることができればその後の作業性が上がり、結果クオリティーが上がる。
フリーハンドのスジ彫りに自信がある人はスジ彫りまでテンプレ化する必要はないだろう。

iphone_20120329234357.jpg
↑スジ彫りパターンのガイドを作る。 放射線状にスジ彫りをしたいので、起点となる部分に若干の切れ込みを入れておくと基準の点を見つけやすい。

(上写真)右半分がアウトラインと目玉の位置のテンプレ。左半分がスジ彫り用のテンプレ。
1枚に二つの用途を持つテンプレができた。

これでテンプレ作りは終了。




<エラブタの切り抜き>

テンプレートに沿ってエラブタを切り抜いてゆく。
(下写真)まずは銀紙を二つ折りにしてアウトラインと目の位置を片側だけ極細ボールペンを使ってけがく。

iphone_20120329234600.jpg
↑アウトラインと目の位置をけがいた状態。見えづらくて申し訳ない

(下写真)二つ折りにした状態で、けがいた線に沿ってハサミなどで切り抜く。展開すると左右対称のエラブタができあがる。

iphone_20120329234626.jpg

(下写真)次にスジ彫りテンプレを使ってスジを掘ってゆく。
片方ができたらテンプレを裏返してもう片方もスジ彫りする。
滑りやすいのでプラ版の両面に紙を貼っておくとよいかもしれない。

タバコの銀紙の良さの一つにスジ彫りのしやすさというのがある。
裏に紙が貼ってあるので紙がほどよいクッションになり、ニードルを使わなくても極細ボールペンで十分深く掘ることができるってことなんですね。

iphone_20120329234649.jpg
↑多少ずれるのは仕方なし。この方法ではコレが限界である。

iphone_20120329234717.jpg 
後はフリーハンドで放射線状にスジ彫りを入れて完成。
この方法ではあまり複雑な形状には対応できない。さらに研究の余地はあるだろうが、現状これがベストだとおもってます><
なおアイホールをくり抜くかどうかはどちらでも良いと思う。アイホールの位置はけがいただけでも十分目印になるので。



<銀紙の分離>

タバコの銀紙はアルミ箔部分と紙部分からなり、紙が付いたままでも問題無くそのまま使用することができる。
だが、ボディーとの密着具合やシワの潰しやすさを考えると是非とも紙部分は分離して外しておきたい。
紙が外れたアルミ箔は極薄で取り扱いに多少神経を使うが、上記のようにクオリティーと作業性が上がるのだから、結局リターンのほうが大きい。

方法は簡単。水につけ込む。
水につけ込むと一時間程度でふわっと自然に紙部分が浮いてくる(ふやけた紙が膨張してアルミ箔が外れる)。
それでも外れない場合は熱湯をぶっかける(熱によるアルミ箔の膨張を利用して外す)。
どうしても外れない場合は“鍋で煮る”ことになるのだが、その際少々コツがあるので、それは別項その6.1にて詳しく書こうとおもう。
→Updateしました!"ハンドメイドルアーを作るお!その6.1 『タバコの銀紙を分離させる方法と注意点』編"



↑全ての個体が外れてくれるワケではないので、余分を作っておいて外れた個体から使うようにすると良いと思う。


↑キレイに外れてくれた個体



<エラブタの貼り付け>

さて、やっとこさエラブタの貼り付けですね!!
ここまで細かい作業が続いて肩と目が凝っちゃってると思うのでお茶でも飲みながらゆっくりやりましょう!

ボディー側はアルミ貼り後、頭から2回ドブ漬けした個体を準備している。
1回のみのドブ漬けだと被膜が薄すぎて足りない。
逆にあまりたくさんのドブ漬け回数を経た個体だとエラブタの密着感が失われるし、貼りつけ後ドブ漬けして段差を消すときに都合が良くない。

なぜエラブタをテンプレ化するのか、ここでやっと意味がわかると思う。
左右対称性の確保ともう一つ大事なこと、中心を合わせる事ができるからなんだよね。

ボディーのアルミ貼りの時に背側をすっぽりアルミ箔で覆ってしまう方が後の表面処理を考えるとスマートな方法なんだと思う。
だけどわたしの場合はエラブタの中心線(折り目)をバルサの合わせ目にきっちり合わせていきたいので、あえて背側をすっぽり覆うことはしていない。
すっぽり覆ってしまうと中心を目測で合わせるしか無くなるからね。

では早速貼ってゆく。
貼り付けにはボディーのアルミ箔を貼ったときにつかったリターダーを使う。

やり方としては、最初に背側にちょこんとリターダーをのせて中心線を合わせてゆく。
一度にべたっとリターダーを塗るようなことはしないで、少しずつリターダーを足していって、貼る面積を増やしていったら良いと思う。
その時エラブタをヌルヌル動かして位置の微調整をしても良いとおもう。
所詮下地は2回程度のドブ漬け被膜なのでセルロを動かしても形状が破壊されるということはないし、後のドブ漬けで多少の荒れは完全に消すことができる。
この冗長性がこの作業を飛躍的に楽なものにしていると思う。


↑中心線をバルサの合わせ目に合わせる。

ここからはまた写真がなくて申し訳ないんだけど、シワはやはり背側に逃がしてゆくこと。
実際作業していると気づくと思うんだけど、背側から貼り始めてシワを背側に逃がすというのは根本的に矛盾をはらんでいる。

一体どういう事か?

つまり一番最初に背側に貼り付けたエラブタは単なる位置決めであって本格的に貼るものじゃないってこと。
一度背側で中心を出したら今度は目の位置を真っ先に確定し、背に近い部分最終的な精算(シワを潰す)をする。ということになる。
その際エラブタパーツを多少ヌルヌル動かすことになるけども、それはたいして問題にならないよ。ということです。
テンプレートの精密さがこの辺に影響を与えるのでテンプレート作りはけっこう慎重に行わなきゃいけなかったというワケですね。

言葉で説明するとなんだか難しそうな作業に見えるけども、やってみると意外と簡単。
リラックスしてできる楽しい作業になるとおもいますよ。


↑多少浮いてるように見えるが後のドブ漬けで段差はほぼ完璧に消すことができる


↑リターダーの乾燥を早めるためにアイホールの部分にニードルでぶすぶす穴をあけたりする^^

とりあえずコレでエラブタ貼りは終了です!
リターダーが乾燥したら頭からドブ漬けをおこない、なるべく早い段階でアイホールをポンチでくり抜きましょう。
その様子はまた別項でうpします。

長文でしたが、読んでくれてありがとうございました!!



テーマ:ハンドメイド - ジャンル:趣味・実用

  1. 2012/03/30(金) 01:33:31|
  2. ハンドメイドルアー
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パム太郎

Author:パム太郎
・1984年生まれ

・出生地 香川県/出身地 千葉県

・某TY大学 文学部哲学科卒

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・ビールはサッポロ CPUはAMD

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